☆ご挨拶☆　

　ハイブリットカップは１９８７年に開催したのが最初で、河川敷の特設コースでの１０人のレースから始まりました。
その後、会場を「パレ那須オフロードコース」に移しての２シーズンを経て、現在の「八方スポーツランド」で継続開催している２１年を越えるイベントです。オフロードバイクSHOPを標榜する当店としては、当然のこととしてSHOPレベルでのレースを開催することが義務であると思います。私個人としても「結城レーシング主催のED」のようなボランテイアのクラブ開催イベントや「ハトリサバイバルED」のような日本でオフロードイベントを競技として定着させたイベントに参加させて頂いた経験があって現在がある訳で、微力ながら感謝の気持ちでのレースイベントの開催であり継続であったのです。

　ここ１０年来オフロード競技人口は減少し、またメーカーの開催すべき「草レース」が無くなってしまい（そんなレースに気楽に参加できる小排気量トレールバイクやナンバー付きのデュアルパーパスモデルもカタログから消えています！！） そして、逆にMFJ-EDや国際ルールの「競技」として確立したこと、参加ライダーの固定化及びマシンの先鋭化（MXマシン解禁）が進んだ為に、一部の「競技参加者」のモータースポーツとなってしまい、それは国内のレースと国際規格のスリ合わせが進み、日本ED界のレベルUPに繋がりましたが、２０数年前の誰でも遊びで参加できる草レースという側面を失くして硬直化し、ホビーで楽しむライダーや新たに初めてみよう！というライダー層を失うこととなりました。

　当店に集うオフロードライダーの皆様に後押しされての企画の変更を2008年シーズンから行ました。ビギナーライダーでも、またレース未体験のライダーやリバイバルライダーにも参加して頂ける企画です。新たな参加者の方も八方スポーツランドに足を運んで頂いて２００９シーズンを無事に終えることが出来ました。本年は昨年の内容の延長で、内容を充実させる為の小変更をおこない継続して行うつもりです。皆様に気楽に笑顔で参加を頂けるように頑張りたいと思っております。また、ご協力頂いております皆様に、この場で感謝のお礼とさせて頂きます。ありがとうございます。

　　 HPO-Japan & Garage HYBRID 金子幹典