【競技細則】 2008年1月31日改定 競技会名「八方チャンピオンシリーズ」
A.
登録ライセンス制について ポイント管理及びクラス訳の為 登録ライセンス制をとります。 1)運転免許(小型特殊免許を除く・以下同じ)を受けている事。 2)運転免許を受けていない者は、主催者に特別申請を行い承認を得ている事。 登録ライセンスの有効期間 1)ライセンスの有効期間は、交付された日からレースを参戦を継続する間として当該ライセンスに表示されたクラスよりの昇格が あったときに随時切り替える。 登録ライセンスの効力の失効等 1)HPO競技委員会の裁定により、停止処分を受けた者(競技委員会の定める期間) 2)3年間の未参加期間がある場合は再登録が必要となる。 登録ライセンス資格の昇格および降格 1)ライセンス区分の昇挌および降格については、参加台数を考慮にいれた、一定の係数で昇格を定める。 2)原則としてシーズンポイントであるが、裁定により特別昇格・同降格がある。
B.競技会について 競技参加有資格者 1)当該競技の参加に必要な諸手続きを行っている者。 2)満20歳未満の者は、親権者の承諾書を提出した者。 3)登録ライセンス取得者。(ポイントの計上されない競技はこの限りではない) *初回登録時 事務費用として¥1500徴収 競技参加者の尊守事項 1)競技中は、競技規則に従って行動し、参加者はすべての行動に対して責任を持たなければならない。 2)競技規則および競技管理上の規定および競技役員の指示に従い、かつレース場以外では交通規則の尊順を義務とする。 3)常にスポーツマンとしての態度を保ち、下品で卑しい言葉や言動は厳に慎まなければならない。 4)競技に関する業務についている時は、アルコール類あるいは薬品(興奮剤、麻薬等)によって精神状態を繕ってはならない。 5)競技会中は参加する為のライセンスを必ず携帯していなければならない。 6)他のライダーの走行を妨害するような走り方をしてはならない。 7)競技中(公式練習も含む)は他人の迷惑、または危険を伴うような行為をしてはならない。 8)車両の持つ動力およびライダーの筋力、または動力などの自然現象以外の方法で、走行したり、加速したりしてはならない。 9)他の者の援助を一切受けてはならない。他の者による援助とは、そのレースに参加しているライダ―、決められた位置についている担当のメカニックおよび業務執行中の競技役員以外の者が車両に触れることを言う。 10)競技中の車両には、いかなる者も同乗させてはならない。 ライダーの装備 1)ヘルメット 競技に使用するヘルメットはMFJが公認したものまたはスネル規格品でなければいけない。 2)服装 オフロードブーツを必ず装備しその他もMFJモトクロス競技種目細則に準じたものとする。 出場車両 1)競技に出場する車両のクラス区分等は、各競技種目別細則の定めるところによる。 2)車両は細則に示す「マシン規定」に合致し、かつ大会特別規則の条件を充たし安全上完全に整備されていなければならない。 3)大会審査委員会により危険であると判断された車両は、理由のいかんを問わず競技に参加することはできない。
C.競技出場の申込み 1)
主催者が準備した用紙の記載事項すべてを記入し、この競技規則を厳守することを誓約しなければならない。 ・主催者は、エントラント、ライダーおよびピットクルーのいずれに対しても、その理由を明らかにする事無く申込みを拒否、 または 無効とする権限を有する。 ・申込み期間、申込み場所、その他の詳細については、当該競技主催者の定める大会特別規則に示される。 2)競技出走者数または出場申込み者数の定員は、大会特別規則に示される。なお、出場申込み者数が5名に満たない場合、 そのクラスの競技会を中止することがある。
D.出場料 1)エントラントまたはライダーは、出場申込みの時、大会別規則に明示する出場料を事前に支払わなければならない。 また、FAXおよび電子メール等で申し込んでいる場合も出走のいかんを問わず支払う義務がある。 2)いったん主催者に受理された出場料は、競技会の中止等に合致する以外は払い戻しされない。 3)すでに出場料の払込がある場合にかぎり、参加者の都合で参加できない場合にレース前日までに連絡があれば、 次回に限り繰り延べることができる。 4)その他 保険は個人の責任において加入することとし、参加料にこれを含まない。
E.ライダーおよび車両の変更 1)エントリーされたライダーの変更は認められない。 2)登録された車両の変更は原則として認められない。変更する必要が生じた場合は所定の書式に従って、車両の変更 申請を行い、競技監督がこれを認めた場合に限り、車両変更が認められる。
F.車両検査 1)競技車両は、本規則および各競技種目別細則の定める所により、車両検査を受けなければならない。車両検査の時刻、 および場所は公式通知により示される。(当日の観察で車輌検査に換える場合もある) 2)車両は、競技直前に車両検査を受けたままの状態に保たれているかどうかのチェックを受けなければならない。 (スタート前チェック)。チェックの時刻および場所は公式通知により示される。 3)
走行中の車両が危険な状態にあると競技委員が判断した場合、走行中であっても停止させ再検査を行い、改善指示を 行なう場合があり、改善がなされない場合には競技に復帰することが出来ない。
G.競技 1)出場者が多い場合は、予選またはタイムトライアルによって決勝競技出場者を決定することがある。その詳細については 各競技種目別細則の定める所による。 2)競技中競技役員が合図旗(シグナル旗)を示した場合、各ライダーは直ちにそれに従わなければならない。 3)合図旗(シグナル旗)とその意味については、各種目別細則の定めるところによる。 4)停止 1.競技中、コース内で停止する場合には、ライダーは直ちに車両をコース脇によせ、他のライダーの走行の邪魔にならないよう 十分注意しなければならない。 2.競技中、車両をコースの進行方向と逆方向に移動してはならない。ただし、競技役員の指示による場合は認められる。 3.事故または車両故障などの理由によってリタイヤ(中途退場)する場合は、その地点からもっとも近い競技役員に(コース 審判)にその旨を報告しなくてはならない。 4.ライダーはリタイヤを申告した後に競技役員に車両のある場所を退場前に報告する義務がある。 5.ライダーは停止車両をその競技が終了するまで、競技役員の管理下におかなければならない。ただしその競技に支障の ない地点まで、車両を移動させることを競技役員から指示された場合には、これに従わなければならない。 6.ゴールライン通過の際、ライダーはマシンと離れた状態にあってはならない。 7.競技の終了 ・競技の終了は、チェッカー旗により、トップ走者がゴールした後、細則および大会特別規則に示す時間を経過した時点である。 ・ゴール処理はトップ走者がゴールした後、規定競技時間の1/6時間を上限に行なう。それ以降はゴール処理を行なわない。
H.優勝者の決定 優勝者、入賞者および完走者の定義については、それぞれ種目の細則の定める所による。 表彰式が行なわれるまでの主催者発表は暫定とし彰式開始直前にする。 参加者は、確定された競技の正式結果に対して抗議することはできない。
I.入賞 入賞者は、原則として3位までとし、その詳細は大会特別規則に示される。 また、賞は主催者(大会事務局)から交付されるが、これの交付時間等詳細は大会特別規則により示される。
J.公式得点(ポイント) 各競技種目別細則の定める所による。大会終了後1週間以内に主催者から発表される
K.競技会の延期および中止等 1)
競技に使用されるコースの状態、特別な天候において中止が決定される場合がある。 2)
競技を継続できない状態になった時、重大な事故が発生した時はレースおよび大会全てを中止する。
L.損害に対する責任 1)競技中、車両およびその付属品等が破損した場合、その責任は参加者が負わなければならない。ただし、車両が 車検長または大会審査委員会によって保管されている期間中に生じた物を除く。 2)競技会開催期間中、またはその前後に起こされた傷害は、参加者自ら責任を負うものとする。 3)競技役員は、その職務に最善をつくすが、仮に競技役員の行為によって起きたエントラント、ライダーピットクルーおよび 車両等の損害に対しても、競技役員は一切の責任を負わない。
M.抗議 抗議は暫定結果30分以内に当該ライダー及びエントラント代表者だけが行う事ができる。抗議しようとする時の手続き 並びにこれの措置は次のとおりとする。 1.大会事務局に書面において抗議を申し立て、1項目ごとに抗議保証金を添えて、大会事務局に提出する事。 2.正式の手続きにより提出された抗議申し立て書のみが受け付けられ、大会審査委員会において審議裁定される。 3.大会審査委員会は、証人を必要と認めた場合は証人を立て、その証言を求め、十分に調査した上で裁定を下すものとする。 4.大会委員長が下した裁定に対しては、いっさい抗議することは出来ない。 5.
抗議保証金は、抗議が成立した場合のみ返還される。抗議保証金は、1項目につき10000円とする。参加車両の分解を要 する調査がある場合は50000円とし、この抗議が成立時した場合は申し立て者ではなく違反車両所有者が負担する。
N.違反行為に対する罰則 大会委員長の権限において、失格、ライセンスの停止処置、剥奪処分を行い、実害を与えた場合損害の補償を命じることができる。
O.レース中の公式シグナル(合図)
公式シグナル旗について |
赤旗 |
全員走行停止 |
黄旗とゼッケンを記したボード |
当該ライダーは走行停止 |
黄旗(静止) |
危険予告 |
黄旗(振動) |
徐行、安全確認、追い越し禁止 |
青旗 |
警告、ラップされようとしている |
緑旗 |
先に出した合図の解除、コースクリア |
白黒チェッカー旗 |
レース終了 |
国旗又はスポンサーフラッグ |
スタートの合図 | *コースマーシャルにおいては、手に指示サインが出る場合いがあり、確認ができるよう徐行し指示の内容が理解できたら その指示に従う。
P.ゼッケンナンバー 1)ゼッケンナンバーは、車両検査までに規定の色で記入しなければならない。 2)ゼッケンナンバーの状態は、車両検査時に車検員によって点検され、判読しにくいとされた場合には修正が要求される。 ゼッケンの修正を要求された場合、速やかに修正を行い、再度検査を受けなければならない。 3)レース中、ナンバープレートや、配布されたゼッケンを装着せずに走行した場合、また、間違ったゼッケンナンバーを装着して 走行した場合は、その周回数は記録されない。
Q.出場受付 1)出場受付の時間及び場所は、公式通知又は場内放送によって案内される。 2)定められた時間内に、必ずライダー本人または当該ライダーのメカニックがライセンスと出場クラスを提示申告して出場資格 の確認を受けなければならない。
R.車両検査 1)車両検査は、公式通知に示されるタイムスケジュールに従って、パドック内の車両検査区域において行われる。 2)車両検査の為の車両はライダー本人又は当該ライダーのメカニックが、タイムスケジュールに示された時間内に検査を受け なければならない。規定時間以外の検査は、競技監督が不可抗力な事情による物として特別に認めた場合以外行わない。 3)車両検査において、規則違反又は安全上出場が不適当と判断された車両は、一切の走行を拒否される。 4)主催者は、大会期間中、必要に応じて随時車両の検査を行う事が出来る。
S.ライダーの変更 スタート前、スタート後のいかんにかかわらずライダーの変更は認められない。
T.車両の変更 車両の変更が生じた場合、以下の手続きに従って行われる。 破損などやむを得ず出場登録済み(車両検査合格済み)の車両を変更する必要が生じた場合は、規定に従って車両の変更 をエントリー用紙に再度記入し申請を行い、競技監督がこれを認めた場合に限り、車両の変更が認められる。
U.部品の変更 スタート後はサスペンション及びエンジンアッセンブリーの変更は認められない。 タイヤ及びタイヤを含む車輪を走行条件により交換することや気化器の調整の為に各ジェット、スパークプラグの交換ならびに 走行上安全性確保の為の交換作業は許される。
V.ピットおよびサインエリア ピットおよびサインエリアは主催者により指定される。 特に指定のない場合のピットエリアは、スタートラインからゴールラインまでの周回走行にさしつかえのないコースサイド又は コース上である。ピットクルーはサインエリア区分を厳守しなければならない。
W.スタート位置の決定方法 スタート位置の決定方法は、大会別規則もしくは公式通知に示される。 一度スタート位置を選択し、グリッドについたものはそのスタート位置を変更する事は出来ない。
X.ウォーミングアップ 1)エンジンのウオーミングアップは主催者によって指定された場所及び時間に限られる。 2)ウオーミングアップ以降、スタート係によってスタートの為のエンジン始動の合図がなされた後は(キックスタートの場合、 エンジン停止の合図がなされた後)ライダーからタイムのサインがあっても競技は続行される。
Y.レース運営上の注意 スタートまでの行動 1)ライダーは、特別規則に定められたタイムスケジュールを厳守しなければならない。 2)ライダーは、スタート前のチェックの後車両と共に指定区間に待機していなければならない。 スタート 1)スタートの合図は、スタート係の合図(国旗等)によって行われる。 2)スタート時にフライングが認められた場合、スタートライン前方において赤旗が張られ、スタートをやり直す。ただし、同一 ライダーが再びフライングをした場合、当該ライダーは失格となる。 3)コースアウト(走行中やむを得ず定められたコースを外れること)後再びコースに戻る場合には、外れた地点よりコースに 進入しなければならない。 4)ピットエリア内で車両整備などに従事するメカニックの数は、2名以内に限定される。 5)レース中、サイレンサーまたはエキスパンションチャンバーが外れた場合、または破損した場合競技役員より当該ライダー に対して黒旗及びゼッケンを記したボードが提示される。提示されたライダーは速やかにピットインし、修理の後、当該競技 役員の許可を得て、再出走が認められる。
Z.レース終了 レース終了は、優勝者の完走後、チェッカー旗が振られマーシャルが定位置を離れるか、またはマーシャルがコースを一巡 する事によって示される。
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