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2009年 あっすぅさん Page9

 '09.02.22 ジャングルツーリング de GO!GO!マレーシア - DAY2 Vol.1  

おはようございます!
今朝もバイキングの朝食
 今朝の朝食にはお粥とクイティオをいただきました。居心地の良かったこのホテルともお別れです。クアンタンにもう一泊のオキタさんの部屋に荷物を置かせてもらって、他の皆さんは全員チェックアウトです。
小雨のぱらつく中を、サイフーさんのお店へ
 なんだか今日は曇り空、時折雨もぱらつきます。服も靴もバッグも生乾きだけど(というかまだ全然濡れてる・・・)どうせまた濡れるだろーな。(笑)
 お店には今日はマットさんの奥さんと娘さんも来ていました。サイフーさんの娘さんとマットさんの娘さんは姉妹のように仲良し。ふとYeeさんが、マットさんの娘さんの胸にやけにリアルなトンボのブローチがあることに気づく。やけにリアルなんじゃなくてリアルに生きたとんぼでした。

従姉妹たち。

生ブローチだ! (c)Yeeさん
 2人のかわいい従姉妹たちの写真を撮らせてもらおうとすると、お姉ちゃんはサイフー家のタヌキのようなネコを抱っこしてくれました。
今日も皆さんテキパキと準備
Yeeさんはやっぱり自分で乗りたくてたまらなくなってしまったらしい

今日も再びプランテーションの中へ
 まずは給油。
今日も観察させてもらった給油の様子
 今日はサイフーさんの後ろに乗せてもらいました。今日もカンポンを通る時は子供たちに手を振られ、見送られながら走ります。

よろしくお願いします!

歩道橋を渡る
 サイフーさんにカンポンの名前や川の名前などを教わりながら走ります。メモできないからほとんど忘れちゃった、残念だーっ!(涙)
魚の養殖場の脇にて

埃っぽい道

半島を横断する高速・・・多分
 しばらく埃っぽくてしかもボコボコな道を走ったのでまた撮影は自粛。途中何かの会社の所有地も走ったし、ゲートのあるプランテーションにももりもり入り込んでいきました。会社の所有地には「DILARANG MASUK(立入禁止)」の文字に加えてドクロマークや「ライフルで撃つよ」的なイラストが書き込まれたボートもあったのですが、オフロードバイクはフリーパスなんだそう。プランテーションも作業の人や車に遭遇しまくりますが全然問題ないのです。
 プランテーションの先でパンクしたバイクがあったようで、休憩。

一旦休憩

自分で直すよ!
 パンクしたのはちびっこ3人組のうちの一人の子のバイクだったようですが、サイフーさんが見守る中黙々と自分で直しちゃう。普段はユーモアもあり優しいサイフーさんですが、ことバイクの教育に関してはスパルタだそうで、子供たちも怒られるのが怖いから必死に技術を身につけていくらしい。(っていう話をザイディさんに訳してもらった。)でも昨日のディナーの最中に、子供たちがどれだけ大人たちをリスペクトしているかというエピソードも聞きました。(これもザイディさんに訳してもらった(笑)。)
パームやしを運搬するお兄さんもにこやかに通り過ぎていった
 しばらく走って、今度は金子さんのバイクがパンク。
金子さんのバイクがパンク、でもあっという間に直っちゃう
 サイフーさんは金子さんのパンク修理を手伝った後、手持ちのネジとドライバーでコクボさんの靴底(昨日はがれちゃったそう)まで直していました。いったいどんだけ多機能なヒトなんだ!(笑)
コクボさんの靴底もあっという間に直っちゃう
 さらにもう少し先、またちびっこ君のバイクに不具合が。って、私は便宜上というか実際かわいらしい子供たちだから親しみを込めてここでは「ちびっこ」と呼んでいますが、実際バイクを駆る姿、そしてこうして黙々と修理する姿は全然ちびっこじゃないのです。それはそれは凛々しいです。既にイケメンの風格を漂わせています。
Gatedなプランテーションが終わったところで金子さんに撮ってもらいました (c)金子さん
 この先、これまで最後尾を走っていたサイフーさんはかなり前の方を走っていました。後でオキタさんから「さっきサイフー凄い飛ばしてたけど怖くなかった?」って聞かれたのですが・・・この2日間、走っていて怖いと思ったことはなかったなぁ。乗せてくれた皆さんを信じ切っちゃってる。(まぁ、バイクを運転できない者の知らないからこその強みってのもあるのかもしれないけど・・・。)
 ただしお尻は痛い。

わりとフラットな道でした

残念ながらまた雨が降ってきた・・・

パンチンケイブへ
 また雨脚が強まってきました。昨日も見かけたパンチン・ケイブ(チャラー・ケイブもしくはグア・チャラー)へ向かいます。

雨が〜!

ランドマークだね
 パンチンケイブまでは正面からは行かずに裏手を回っていったよう。草がちな道で、サイフーさんは何度か「スベル〜!」と言っていました。
 そして到着した洞窟の入り口。入り口のところにいたカットフルーツの屋台でパパイヤと味のないメロンらしきものを買う。酸梅粉をかけてもらいました。男性陣ほとんどの皆さんが下のあずまやで雨宿りしながらお留守番とのこと。洞窟に挑んだのは健脚YeeさんとTAJIさん、オキタさん、そして観光地はとりあえず押さえないと気がすまないワタシ。
カットフルーツの屋台で買い食いする

水分とビタミン補給
 階段を上りきると、そこが入り口。その先ずーっと階段が続いています。後からマットさんがちびっこを連れてやってきました。
 1人RM2の料金徴収のおじさんが、奥にイージールートがあると教えてくれました。私たちはイージールートへ。マットさんたちは敢えてハードルートへ。

マットさんたちが来た

イージールートはあっち

イージールートは階段でした

岩肌
 急な階段を上り切ると、ほぼ同時にマットさんたちも到着。どんだけ健脚なの。そして今度は洞窟の中へ長い長い階段が下っていっています。ここ降りていったら、登ってくるの大変だろうなぁ・・・と躊躇したものの、みんな入っていったので私もつられて中へ。

洞窟が口を開けていました

TAJIさんはブーツで歩きにくそう
 長い長い石段を折りきって平坦な場所を歩いていくと、ところどころに仏像があります。線香やドネーション箱ももれなく置いてあります。

光が入る



あちこちに参拝ポイントが
 ここに来てようやく気づいたのですが、ここ、インド系の方々がホント多い!むしろ華人は参拝客というより観光客のよう。特に洞窟中ほどにあった白い祭壇のようなところではサリーを着た人々が祈りを捧げ、流れている音楽もとってもインド的でした。Yeeさんに「仏教のお寺なのにどうしてインド系の人が多いの?」と聞くと、「でも仏教の起源はインドだよね?」と明瞭簡潔な回答が。おお!

さらに奥へ進む

これは魚の形をした石だそう

ここにも仏像が

明かりが灯る
 途中フェンスに囲まれた石の塊があり、どういう意味なのかわかりかねてオキタさんと日本語で話していたのですが、わかりかねている様子が伝わったのか通りすがりの華人さんが「Fish」と教えてくれました。
 そして洞窟の最奥部には、寝釈迦仏が。
Yeeさんに参拝の仕方を教わっていたオキタさん (c)Yeeさん

小振りながらも神秘的なスリーピングブッダでした
 人一倍持久力のない私は先に帰っておくことにしました。(階段上るのキツいから。)さっきは気づかなかった仏像にも気づくきました。さっきだってくまなく見てきたと思ったんだけどなぁ。光の届かない洞窟の奥からはコウモリたちの鳴き声がキャッキャと聞こえてきました。

祀られた鍾乳石

あそこにも仏像が
フラッシュを焚いて岩肌を撮ってみる
 一人黙々と階段を上っていくと、洞窟の出口で雨宿りしている人が多く色とりどりのサリーに行く手を阻まれる。階段を下りていく時には3組もの人に中国語で話し掛けられ「すみません、中国語話せません(涙)」を3回繰り返す。

なかなかキツい

戻ってきました

おじさんも犬も寝てた

かわいい赤いランタン

3人はハードコースを下りてきた
 下で雨宿りしながら待っていると、3人はハードコースを下りてきました。下りるのにはそっちの方が楽そうだった、とはYeeさん談。