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2009年 あっすぅさん Page8

 '09.02.21 ジャングルツーリング de GO!GO!マレーシア - DAY1 Vol.3 

スンガイレンビンへ
 森を出て、向かったのはスンガイレンビン(Sungai Lembing)という山間の街でした。クアンタンの北西部の山中、袋小路の行き着いたところにあるスンガイレンビンは、かつてスズ鉱山の街として栄え、「東洋のエルドラド」と呼ばれた時代もあるそう。(まぁWikipediaの受け売りなんですけどね(笑)。)
 再び金子さんに乗せてもらい山間部の道を進んでいくと、川岸に寄り添うようにたたずむスンガイレンビンの家々が見えてきました。今になって地図を見るとこの川はクアンタン川の上流部分のよう。
吊り橋のあったところで一休み、集落を眺める

川は翡翠色

吊り橋で記念撮影

TAJIさんも渡ってきました

村の人が普通にバイクで通行する
 吊り橋のあった集落の先には、遺構が。なんだかラピュタを思い出したよ。
今はもう忘れ去られた遺構は森に還るのかな
 スンガイレンビンの一番の繁華街らしきところの手前には歴史を伝える博物館もありました。
中心部らしきところに差し掛かりました
この日は結構賑やかでした
 この日は中心部に車も人も多く見られましたが、週末だったからかな。金子さんによれば平日は静かなものだそう。
 集落の途切れた辺りにあった食堂で遅い昼食です。ここのナシゴレンカンポンは激辛だった!あまりの香辛料の多用に調理中厨房から流れてきた空気でみんなむせり始めたほど・・・。ちなみにムラさんが食べていたミーバンドゥンが大好評で追加注文していた人も。ザイディさんに聞いてみたけれどインドネシアのバンドンとは関係あるようなないような・・・「インドネシア風」ってことのようでした。(ナシパタヤ、ナシゴレンUSAみたいなもんかね。)
町外れの食堂で遅い昼食を取ります

美味しかったバナナチップス

テタレ飲みました
 また大雨が降ってきました。通り雨だったようで程なく止みましたが・・・A班の皆さんもお疲れのようで、金子さんの「ハードコース行く人〜!」の声にも「俺B班!」の声が返ってきてました。多数決的に全員一般の道でクアンタンに戻ることになりましたが、ジャングル斬り込み隊長のランさんだけは心外な!という表情だったそう(笑)。
雨も止んで、クアンタンへ帰ります

クアンタンへ帰ろう
 雨に濡れた道路は西陽に光っています。クアンタン川の川筋に沿うように走るC4という道を走ったようです。





岩山が見えてきたよ
 走行中、遠くにやたら目立つ岩山が見えました。半島の背骨部分に多い(イメージ)、ライムストーンぽい岩山のようでした。あれがパンチン(Pancing)ケイブもしくはチャラー(Carah)ケイブ、中には寝釈迦仏がいらっしゃるそう。
パンチン・ケイブもしくはチャラー・ケイブ
 道沿いには牧場もありましたが、道端で放し飼いされている牛の方が多く・・・バイクの音にパニックになって車道に飛び出しちゃう牛も。牛の他に羊やヤギもたくさん見ました。茶色や黒のヤギがかわいい。
びっくりして猛ダッシュを始めた牛
慌てて逃げる牛
よく見たらYeeさんも泥だらけだなぁ!
 朝も見たカンポンの風景に戻ってきました。サイフーさんのお店まではもうすぐだ!こうしてみんなで走っていると誰かのバイクにちょっとしたトラブルが発生するのですが、そういうトラブルもあっという間にサイフーさんが直しちゃって(子供たちは自分で直す!)、全然重大なことにならないみたいです。他の人にはちょっとした休憩時間みたいなもの。
 先行するバイクの音を聞いて子供たちが道路脇に飛び出してきています。子供たちはみんなニコニコして手を振ってくれたり、ハイタッチを求めてきたりする。本当にこの国のバイク社会の一面を垣間見ました。子供にとってもいつか自分も乗るであろう身近な乗り物であるバイクの、オフロードバイクはその最高峰に位置する憧れの乗り物らしい。そしてその「憧れ」を臆せず表に出すマレーシアの子供たちのピュアさに感動してしまうのでした。

ちょっとしたトラブルも一休みの範疇

カンポン・バトゥティガの辺り
 サイフーさんのお店にみんな無事に帰り着きました。女性陣3人、サイフーさんの家の前で着替えさせてもらいました。玄関先で服を脱がれちゃうと思ったのか、サイフーさんのお母さんが飛び上がって大慌て。最初は遠くから眺めていただけだったけれど徐々にてきぱきお世話をしてくれて、とってもかわいらしいおばあちゃんでした。

大・海鮮パーティー
 一旦ホテルに戻りました。着替えてびっくり。下着までマレー半島の赤土色、見事な泥染めになっていました。バスタブにお湯洗剤を入れてつけ置き洗いをすることに。でもお湯はあっという間にテタレ色になり、後から服を入れようとしたYeeさんが「やっぱり私やめとくわ・・・」と後ずさりするほど凄い状態に。まぁ明日も着るし多分汚れるので、とりあえず泥さえ流れてあとは乾けばOKということに。
 着替えてさっぱりして、今夜のディナーの場所へ向かいました。「Pak Su」という海鮮中華のお店。スルタンもいらしたほどの定評のあるお店だそう。
Pak Suというお店でなおらいパーティー

ここは生け簀!

子供たちが見てました
 総勢20名近い大所帯、お店の人が円いテーブルにひと回り大きな円い板を載せて急ごしらえの大円卓を作ってくれました。(しかもその後雨が降り、屋内へ移動することになった時もその大板を移動してくれました。)

砂浜のすぐ脇

大テーブルを作ってくれました
 数え切れないくらいのお料理が円卓をグルグルしました。喋るのと食べるのに一生懸命で、お料理の写真を撮るの忘れたなぁ。楽しい大宴会でした。








 明日の夜にはもうほとんどの人がクアンタンを離れてしまうので、全員揃っての食事は実質これが最後です。金子さんの、旅の中締めと現地の皆さんへの感謝の言葉をYeeさんがバハサに訳してくれて、会はお開きになりました。