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2009年 あっすぅさん Page3 

 '09.02.20 パハンを駆ける!(チニ湖と戯れる中編) 

チニ湖へ向けて出発!
 準備が整ったようで、私たちは二手に分かれてボートに乗り込みました。

桟橋まで降りていく

川へ漕ぎ出す
 細長いボートに乗ってライフジャケットに腕を通す。広い川と、両岸の緑。時折漁をしている人もいたりして・・・この感じ、懐かしい!去年タマンヌガラへ向かった時の、テンベリン川の遡上を思い出すなぁ・・・思えばタマンヌガラもパハン州。パハン州は自然の遊び場が本当にいっぱい!

二班に分かれました (c)Yeeさん

漁をする人 (c)Yeeさん
青い空、両岸に濃い緑を見ながら濁った川を遡上

人家の気配があり

牛たちもいました

のんびりな道のり
 ボートは10分ほど全力で遡上すると、ふとスピードを緩めました。左手には、細い流れが。ボートは静かに、でももりもり進んでいきました。

え、そこ入るの?

木が組まれたゲートがあるよ

入っちゃいました

静かに進みます
 このチニ湖へのアプローチはなかなか雰囲気があっていい!こういうイベントは向かっているその時間をも楽しめるし、時間に素直に身を任せる贅沢が味わえてステキだ!(もちろんチニ湖も車で行けます。)
 この小さな流れをボートはずっと静かに進んでいきました。

(c)Yeeさん

漕ぎ手のお兄さん (c金子さん
 やがて、人工物が見えてきました。「NAVIGATIONAL LOCK GATE SUNGAI CINI」と書かれた堰があり、ボートはその堰の脇の、ボートほどの幅しかない細い水路へ入っていきました。

護岸が見えてきた (c)Yeeさん

ゲートイン♪

チニ湖のゲートでした

行き止まり。
 2艘とも入ったところで後方の水門も閉められました。まさにパナマ運河方式。そういえばこの閘門(ロックゲート)方式の水路、東京の荒川にもあるよね!(先日タモリ倶楽部で紹介されていたのをたった今唐突に思い出しました。)

後ろの水門が閉められる (c)Yeeさん

徐々に水位が上がっていきます
 確実に水位が上がっているのはわかるのですが、スピードはほんとにゆっくり。その間ひたすらお喋りです。
 そしてほぼ20分後、前方の水門が開けられました。いよいよチニ湖!?と思いましたが、この小さな流れはもうしばらく続いていました。

ゲートオープン♪

細い流れは続く
生き物の気配は稀・・・時折鳥の姿がありました

トゥアランの木?

「ヘビの穴」の看板 (c)Yeeさん

木々が高い

後続班

そのヘビの穴付近

そして流れは広くなって・・・

チニ湖到着!
 湖に入るとすぐ、浅瀬にハスの花が数輪可憐に咲いていました。そういえば何かで見たけれど、チニ湖は季節になるとハスの花が一面に広がる場所もあったような・・・。
可憐なハスの花が迎えてくれました (c)Yeeさん
 パハン川も広かったけれど、やっぱり湖は広かった!
湖の縁には浮島?中州?がたくさん見えました

広い広いチニ湖
 ボートはしばらく湖上を駆けて、いきなり草むらの中に入っていきました。
しばらく湖を走った後・・・

え、そこ通るの!?

・・・通っちゃった

オランアスリの集落
 ヨシやアシのような植物の間の細い水の道の先には、木組みのジェティがありました。しかもその脇で男の子が頭や体をを洗っていました。

ジェティで入浴中

タンジョン・ププッという村でした
 そこはオランアスリの人々の住む村でした。観光を受け入れている村で、入り口脇に土産物を売る小屋がありました。

オランアスリの家屋が点在

吹き矢用の的が
 土産物小屋では意外にも男性陣がずいぶん熱心に品定めをして、ザイディさんはパチンコを、金子さん、コクボさん、タナさんとイッチーさんはそれぞれ立派な吹き矢を買っていました。吹き矢いきなり4本も売れちゃってオランアスリの人もびっくりしたんじゃ・・・。

子供たち (c)Yeeさん

にゃんこ
 子供たちは最初こそニコリとはしなかったものの馴れてくるとカメラにVサインなんかしたりして、タマンヌガラで見かけたオランアスリの集落での全裸半裸の子供たちとはまた違う印象。
 吹き矢の男性陣は的当てを始めました。みんな結構マジメに熱くなっているから困る(笑)。特に金子さんが一番真剣で命中率も高かったんだけれど(オトナゲないぞってヤスさんに笑われてた)、優勝はタナさんがクールにさらっていってしまいました。

ヒートアップ班

そっと見守り班

湖をあとにする
 吹き矢バトルも終わり、私たちは村を後にしました。男の子たちが集まって何やら集まっていたので覗きこむと、生きたゲッコーをおもちゃにして遊んでいるのでした。
 再び乗り込んだボートはちょっと湖の奥のリゾート辺りまでぐるっと巡った後、さっきの浮島の隙間へ戻りました。

バイバイ子供たち

もう一班のボートが遠くに

再び漕ぎ出す

スピードを出したまま突入
 湖を後にし、また細い流れに戻りました。復路は往路と違ってボートは結構なスピードのまま進んでいきました。操舵の人たちは水中の障害物を熟知しているようで、船底にガツッと衝撃が来るところは手前ではちゃんとスピードを落としていました。